灘中の物理のカリキュラムは独特です。たいていの場合、高校内容を含む物理の中から 重要な分野をピックアップし、その分野を深く探究することで東大・京大の受験に耐えうる力を養成するようなカリキュラムとなっています。物理を学ぶうえで必須である 「理論の理解」はもちろんのこと、特に灘中では物理の問題を解くうえで求められる 「思考力」や「算数・数学についての扱い方」が重要視されている印象です。

本講座では、演習を通して「理論の成り立ち」の理解を深めてもらい「問題を解くうえでの思考方法」を養成します。また、必要であれば「物理のための算数・数学」についても解説します。
来るべき大学入試を見据えて、まずは定期考査で高得点を目指しましょう。

中学３年生は学習の「中だるみ」が起こりやすい時期ですが、灘中生にとってはむしろ将来を左右する大事な分岐点です。特に「化学」はこの時期にしっかり取り組むことで、高校・大学入試につながる土台を築くことができます。

灘中では多くの場合、中３までに高校内容を含めた化学の全範囲を学び終えるカリキュラムが組まれています。そのため授業進度も速く、理解が不十分なまま進んでしまうと、後でつまずくリスクが高くなります。

化学は積み重ねの教科です。中３のうちに内容を「知っている」だけでなく「使いこなせる」レベルにしておくことで、高校でも大きなアドバンテージになります。

反対に、この時期に苦手意識をもつと、後からの挽回は困難です。だからこそ、今の授業内容を確実に理解し、先を見据えた学習を行うことが重要です。

本講座では、学校の進度に沿いながら、化学を本質から理解できるよう丁寧に指導します。大切な中３の今、確かな一歩を踏み出しましょう。